エンジニアが業界で生き残っていくためには、自主的にセミナーや研修会に参加し、自分の知識やスキルを向上させることが必要不可欠だ。スキルアップが必要な理由については、大きく4つ挙げられる。

IT業界の技術革新のスピードは、ほかの業界の追随を許さないほどに早い。目まぐるしく変わっていく状況についていくには、自ら学んで遅れをとらないように食らいついていくしかないのだ。特にフリーランスで働いているエンジニアは、自分で情報を集める姿勢がなければすぐに時代遅れになってしまうため注意が必要となる。

また、エンジニアの仕事は実力で評価されることが多く、技術力や知識などの実力が足りていなければ使えないと一蹴されてしまうことも少なくない。そのため、エンジニアは自分の持つスキルや技術が最大の売りだと言える。それを磨くことを惜しんでしまうと、エンジニアとして終わりだ。

3つ目は、キャリアアップに必要なことが挙げられる。自分の知識を増やしスキルを向上させることは、即ちキャリアアップに直結するのだ。実力がないエンジニアはどんどん淘汰されていくため、上に上り詰めることが難しい。キャリアアップをしたいなら、それ相応の実力を身につけておく必要がある。

そして、どんな案件にも対応できるようになることも理由だろう。技術革新のスピードが早いIT業界では、最新情報をキャッチしていなければせっかく案件を請け負っても対応できない可能性がある。特に会社員として働くエンジニアにとってそれは致命的なため、注意が必要だ。