エンジニアがスタートアップ企業やベンチャー企業で経験を積む魅力には、どんなものがあるのだろうか。

1つ目に挙げられるのが、将来性が高い企業で働けることだ。スタートアップ企業やベンチャー企業は成長途中にある企業ということもあり、安定性の面では大企業などに劣る。しかし、新しいアイディアをどんどん取り入れていく傾向があるため、後に大成する可能性を秘めているのだ。大成するどうかは賭けだが、後に大きくなる企業での実務経験があると自分の経歴にも箔がつくため、勝てれば得るものは大きいだろう。

次に、貴重な経験ができる可能性が高いことだ。スタートアップ企業やベンチャー企業では、古い考え方に縛られず独自のアイディアで運営しているところも少なくない。そのため、一般的な企業で就職すると経験できない仕事に携われる可能性が高いのだ。また、発展途上の企業が大きくなっていく姿を社員として体感できることも、またとない経験と言えるだろう。失敗であっても成功であっても、自分の経験値としてはかけがえのないものになることは間違いない。

最後に挙げる3つ目は、スキルアップが期待できることだ。スタートアップ企業やベンチャー企業では、とにかく主体性が求められる。そのため、自ずと自分で考えて行動する力が身についていく。こうした自主性はキャリアアップには必要不可欠なスキルと言っても過言ではなく、エンジニアとしての将来性を高めるために役立つ。